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2009年02月25日

貂(テン)の皮

貂(テン)の皮
〔テン・食肉目イタチ科の哺乳類テン属〕

龍野の武者行列では、先頭の武士が脇坂安治の家宝
貂(テン)の皮を槍?の先につけて歩いています。

丹波・黒井城の赤井悪右衛門が篤実そうな安治に
与えたテンの皮。

第5話の中に「テンの皮」をソソノの商団が取り引き
したというセリフがあり、重要な場面ではなかった
けど、興味深く見てしまいました。

ソソノの商団は、沃沮(オクチョ)でテンの皮と塩を
得て、それをヘンインに売って、2倍の儲けを出した。

たったそれだけのセリフでしたが、紀元前から
テンの皮に価値があったことを知って面白く
感じました。

脇坂氏が家宝とするテンの皮。日本に多く生息
する動物なら家宝にするほど価値がないのでは
ないか、もしかしたらこのテンの皮も朝鮮半島から
持ってきたものかしら?と想像が膨らみます。

そこでテンについて調べてみました。

体長は約20cm。夜行性で、ウサギ、ネズミ、リス、
果実などを食べる。

日本でテンというと主にホンドテンを指す。ホンドテンは
本州、四国、九州などに分布。主に森林に住み、
木にも登ったりもする。泳ぎも得意で流れる川を泳いで
渡ることもある。

ホンドテンのうち、茶色で一年中同じ色の個体をスステン、
夏は茶色だが冬は黄色に変わる個体をキテンと呼ぶが、
両者の間に遺伝的な相違は見つかっていない。

キテンの毛皮は特に優れていて、最高級とされる。
そのため、「テン獲りは二人で行くな」ということわざが
猟師に伝わっている。

高価で売れるので、一方がもう一方を殺しかねない
という意味である。



もともと日本の動物なのか外来種なのかは不明ですが、
日本にも生息していることは分かりました。

脇坂氏のテンの皮は黄色かったと思うので、高級な
「キテン」でしょうか? 4月の武者行列でチェック
しなくちゃ。


日本昔話などではキツネやタヌキが悪さをすることが
多いですけど、テンはその上をいくようで、日本各地に
伝承された話が残っています。


三重県伊賀地方では「狐七化け、狸八化け、貂九化け」
といい、テンはキツネやタヌキを上回る変化能力を持つ
という伝承がある。

秋田県や石川県では目の前をテンが横切ると縁起が悪い
といい(イタチにも同様の伝承がある)、
広島県ではテンを殺すと火難に遭うという。

福島県ではテンはヘコ、フチカリ、コモノ、ハヤなどと呼ばれ、
雪崩による死亡者が化けたものといわれた。

鳥山石燕の妖怪画集『画図百鬼夜行』には「鼬」と題した
絵が描かれているが、読みは「いたち」ではなく「てん」であり、
イタチが数百歳を経て魔力を持つ妖怪となったものがテンと
されている。

画図では数匹のテンが梯子上に絡み合って火柱を成しており、
このような姿に絡み合ったテンが家のそばに現れると、
その家は火災を遭うとして恐れられていた。





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Posted by まるこ♪ at 08:48│Comments(0)朱蒙
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