2010年04月25日
李舜臣トレビア

昨日「不滅の李舜臣SP」がスカパーで
あり、撮影のこと、李舜臣のこと、
「へぇ~」って思うことがあったので
いくつか紹介したいと思います。
写真の100ウォン硬貨。描かれているのは
李舜臣でした。
てっきり世宗大王だと思っていました。
それから李舜臣の息子が日本軍に殺される
のですが、刃を向けたのは脇坂安治でした。
アイゴー! なんという因縁。
ドラマで衣裳代が一番高かったのは、
もちろん主役の李舜臣だと思いきや、これまた
脇坂安治の鎧兜だったそうです。
ワキジャカ~(脇坂の韓国語発音)
どこまで韓国を敵に回すのか?

あと、これは自分で調べたんですが、
ソウルの李舜臣像は、1960年代に作られた
そうです。

番組が長くて居眠りをしてしまったので、
またあとで続きを見ます。
新情報があったらお知らせしま~す♪
2010年04月23日
済衆院

KNTVで新しい歴史ドラマが始まります!
1885年ソウルにできた、韓国初の西洋式
医療機関「済衆院(チェジュンウォン)」で
繰り広げられる、若い医局生たちの
人間模様だそうです。
「朱蒙」のソソノ役、ハン・へジン氏が
出演します♪ きれいだな~♪♪
ドラマの時代は、朝鮮王朝の末期、
第26代王、高宋(コジョン)の時代ですが、
高宋は政治にも、妻の「明成皇后」こと
閔妃(ミンビ・後に日本の軍人に暗殺される)
にも関心を持たず、閔妃とその一族が政治に
対して勢力を広げていくという、そんな
時代です。
日本では、まもなく日清戦争が起ころうと
いう頃。
ドラマでは「日本公館」(=大使館?)の
日本人役の人も登場するようです。
2010年04月14日
「朱蒙」がまた・・・

サンテレビで始まってますね。
よいことだと思います。
韓国歴史ドラマが扱っている最古の
時代ですから、「朱蒙」を見て、他の
ドラマを見たら、文化の変化、文明の
変化に気づくでしょう。
分かりやすいところでは、衣裳の変化とか
儀式の変化。 古い時代だと卑弥呼のような
人が政治と絡んでいますよね。
朝鮮時代になったら、王様の周囲には
学者がいて派閥争いなどが絶えません。
ほかにも手紙などは、竹に書いていた
ものが、いつの頃か布となり紙になっていく。
とにかく「朱蒙」がいちばん古いものとして
見たらいいと思います。
そして、日本と言えば、狩りをして移動していた
生活から、稲作が始まり「ムラ」が出来、一つの
土地に定着するようになります。
その後に朝鮮半島や中国大陸から「文化」が
流れてくるわけですから、そういう目で
「朱蒙」を見るのも面白いと思います。
2010年04月10日
今日は、「大仏開眼」の後篇です!

前篇は、奈良時代の日本の政権争いなどが
描かれていました。
部分、部分に今の日本の政治を皮肉るような
セリフがあったように感じたけど、いつの世も
権力や私欲のために天下を取りたいと思う
人もいるのでしょうね。
後篇では、いよいよ奈良の大仏を作ることに
なります。CGもいっぱい使われるのかな~?
前篇も奈良の平城京の様子がCDで上手に描かれ、
これまで資料集でみた平面の地図や建物の写真が
立体的になり、当時の都はこうだったのかと
イメージしやすかったです。
渡来人の血をひく僧、行基さんの活躍も見られる
のではないか、と期待がいっぱいです♪
2010年04月09日
昌徳宮の自由観覧

昨年夏の韓龍ツアーでは「景福宮」に
行きました。ここを中央としたら、
東側に「昌徳宮(チャンドックン)」という
古宮があります。
観覧のシステムはソウルの古宮の中では
最も厳しくて、旅行会社のガイドさんでは
なく、昌徳宮専門のガイドさんが中を
案内してくれるのですが、英語の説明は
何時、日本語の説明は何時と、決まった
時間にしか入場できませんでした。
その上、ガイドさんが案内するということで、
自分が見たい場所をゆっくり心ゆくまで
見ることができませんでした。
でも、5月1日から自由に観覧できる区域が
できるそうです。
わ~い♪
ガイドさんの説明を聞くのもためになるけど、
それ以外のところを見たい人もいるだろうし、
写真を撮りたい人も、少し休んで行きたい人も
いるので、自由に見られるのはとっても
嬉しいです♪♪
2010年04月04日
済州島4.3事件

旅行の地図だと済州島は右端に書かれて
いたりしますが、本当は朝鮮半島の南西に
位置します。
今から62年前の昨日「済州島4.3事件」が
起き、済州島の多くの人々が虐殺されました。
私も詳しいことを知らないので背景を調べて
みました。
ここでも何度も話していますが、1945年
8月15に第二次世界大戦が終結し、
その後朝鮮半島は南北に分断されました。
その2年後、1947年3月1日(三・一節)に
済州市内で、南北を統一させて独立国家
樹立を主張する島民に対し、警察が発砲、
6名の人が殺害されます。
これを機に、韓国にいるアメリカの陸軍
司令部は、済州島に警察や反共の右翼
青年団を送り込み、弾圧を始めます。
1948年、南朝鮮(韓国)は北朝鮮抜きの単独
選挙を行う決断をし、済州島は右翼左翼の
対立が高まりました。
4月3日は、単独選挙に反対する左派島民の
武装蜂起の日です。
そこに米軍、韓国軍などが来て鎮圧をさせ
ますが、韓国軍による島民弾圧が続き、
罪のない何万もの人々が殺されました。
それが済州島4.3事件です。
2003年10月、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領
が、この事件に関する島民との懇談会で
謝罪の言葉を述べ、2006年4月3日の犠牲者慰霊祭にも
大統領として初めて出席し、事件の真相解明を
約束したそうです。
この済州島4.3事件で犠牲になった
方々のための慰霊祭は、済州島でも
日本でも行われています。
Posted by まるこ♪ at
08:04
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