2009年02月27日
黄鳥歌

ユリ王が実際に残した抒情詩「黄鳥歌(ファンジョガ)」
「風の国」の公式ホームページの解説(6)に、その
詩が挿入歌の歌詞になっていて、ユリ王の心情を
表しているとあり、調べてみました。
翩翩黄鳥 (楽しげに飛ぶ黄色の鳥は)
雌雄相依 (つがいとなって相寄り添う)
念我之独 (自分を省みれば私は独りである)
誰其與帰 (誰とともに帰ればよいのだろう)
ユリ王という人物は、生涯孤独だったのでしょうか?
ユリ王が即位して最初の王妃が亡くなり、あらたに2人の
後妻を迎えたそうです。(ドラマでは、ムヒュルが生まれたとき
王妃が亡くなりましたね)
後妻の二人の関係はよくなく、漢人の妻はもう一人の妻に
いじめられて実家に帰ってしまい、その後、ユリ王の
もとには戻らなかったそうです。
あるときユリ王は黄鳥が2羽飛んでいるのを見て、
漢人の妻を思い出し「黄鳥歌」を作ったそうです。
古代朝鮮のもっとも古い詩歌のひとつだそうです。
Posted by まるこ♪ at 06:06│Comments(0)
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