2009年10月30日
男寺堂ノリが世界遺産に!

「男寺堂」は「ナムサダン」と読みます。
伝統芸能をしながら村々を回っていた
男性の芸能集団で、朝鮮時代から
1920年代まではとても盛んに行われて
いました。
庶民による庶民のための芸で、社会を
批判したり、風刺をしたりして、
人々がうっぷんを晴らしていました。
映画『王の男』に男寺堂の芸人が
登場していたので知っている方も
いるかもしれませんね。

私のチャンゴの先生のそのまた師匠は、
男寺堂出身の李光壽(イ・ガンス)先生で
まだ現役です。
私がこよなく愛する農楽や仮面劇、
皿回しに人形劇、先日ワンコリで見た
綱渡りも男寺堂の芸です。
それがユネスコ無形文化遺産に
登録されました!!!
すごい、すご~い♪♪
タレントのヘリョンが男寺堂の芸に
挑戦しているビデオを見つけました。
2009年05月18日
韓龍修学旅行~大阪東洋陶磁美術館

韓龍カフェの課外活動として、土曜日に
大阪東洋陶磁美術館に行ってきました。
今一つぱっとしない天気でしたが、土日の
天気を振り返ると雨の少ない一番いい
時間帯だったみたいです。
大阪東洋陶磁美術館は「安宅コレクション」を
中心とした中国、韓国、日本の陶磁器が展示
されていますが、一つ一つの陶磁器のもつ
美しさを最大限に引き出せるよう空間を
ぜいたくに使って、ゆったりとした展示を
しています。
韓国の青磁(高麗時代)と白磁(朝鮮時代)が
半数以上を占め、入館料は500円、そして
週末はボランティアガイドの解説も
聞けるとあって、とてもお得♪
これまでぼんやりと見て、なんとなく
いいな~と思っていた陶磁器ですが、
解説を聞いて、中国の陶磁器と韓国の陶磁器との
違いや鑑賞するポイントを教えていただいて、
少し見る目が変わったような気がします。
今回行けなかった皆さん、次はぜひ行きましょう♪
今回は美術館のある中之島公園のバラ園も
お楽しみの一つでした。
韓龍の乙女たちの乙女らしいひと時でした(爆)

2009年03月19日
韓国の国歌

WBC見てますか~?
日本はキューバに勝って準決勝に進出(ほっ)
明日はまた因縁の韓国戦です。
試合の前に国歌が流れます。韓国ではアメリカの
ように普通にみな右手を胸にあてて国歌を聞いたり
歌ったりする習慣があります。
「君が代」のときに日本の選手が手を胸に当てて
いるのはどうも変な感じがしますけど・・・
韓国の国歌は明るい曲調でいいですね。
歌詞を紹介しますので、韓国語に関心のある方々は
明日の試合にぜひ歌ってみてください♪
誤解がないように言っていますが、私はやっぱり
日本を応援していますよ(笑)

〈韓国の国花「むくげ」〉
エグッカ (愛国歌)
トンヘムルクァ ベットゥサニ (東海の水と白頭山が)
マルゴ タrドロッ (乾き、磨り減る時まで)
ハヌニミ ボウハサ (神が護り給う)
ウリナラ マンセー (我が国 万歳)
ムグンファ サムチョンニ (むくげ 三千里)
ファリョガンサン (華麗な山河)
テハンサラム テハヌロ (大韓の人よ 大韓を)
キリボジョナセ (永久ならしめよ)
2009年03月04日
じゃ、頼むよ

「朱蒙」第7話で、大怪我をした朱蒙を
プヨンに預け、そこを去るヒョッポの
しぐさを見て、ゾクゾクっとしました。
セクスィ~だったからではありません(爆)
右腕を伸ばして、手のひらを上下に小さく振る。
これって韓国のアジョシたちがよく「チャルプッタッカンダ」
(頼むよ)と言うときのしぐさなんです。
ヒョッポは何も言わず、手だけでプヨンに
頼んで出て行きました。
セリフがなかったのにセリフが見えたことに
ゾクゾクっとしたのです♪
2009年03月01日
三一節90周年

〔誠信外交のシンボル朝鮮通信使〕
今日3月1日、韓国は「三一節(サミルジョル)」という祝日で、
太極旗(テグッキ)があちらこちらで目につくかもしれません。
90年前の1919年、韓国は日本に植民統治されていました。
それに抗議して「独立宣言書」を発表したのが3月1日です。
日本からの観光客が必ず立ち寄ると言っていい仁寺洞(インサドン)の
鐘路側の入り口近くにタップコル公園(パゴダ公園)がありますが、
そこがまさに独立運動が起こった場所です。
公園の中には、独立宣言文が刻まれた碑と独立運動のレリーフが
あるのですが、そこを訪れる観光客はあまりいません。
日本人観光客への気づかいか、ガイドさんも敢えてそれには
触れないように思います。
私は時々考えます。
もし日本が朝鮮半島を植民地にしなかったら、国が南北に
分かれることはなかったのではないか・・・
韓国の友人からはこれについて日本の責任を問われた
ことは一度もないのですが、日本が太平洋戦争に負け、
韓国の人々は解放されたと同時に、南北に分かれた
ことは事実です。
今年の3月1日は日曜日ということもあって、今週末は
日本から韓国に行っている人が多いと思います。
今年は90周年ということでイベントもあるかもしれないですね。
3月1日が来るたびに韓国の人たちは「歴史」を思い出し、
古傷がうずくこともあるかもしれません。
傷を作ったのは私たちの先祖たちです。
「歴史」の上に今の生活があることを日本の私たちも
忘れずにいることで誠意が示せたらと思うのです。
2009年02月08日
韓国の小正月

今日はビデオもテレビも見れずだったので、
韓国文化のお話です。
明日、2月9日は旧暦1月15日。
韓国では新年最初の満月を「デボルム」
といって各地でイベントがあります。
韓国文化院のサイトから解説を引用します。
デボルムの月光は暗闇と疫病、災害を追い払うとされ
韓国の村々で行われてきた伝統的な民俗行事です。
現在は新春行事として行われています。
安東でもデポルム行事が行われます。
洛東江周辺のイベント会場には屋台が立ち並び
多くの人々が詰め掛けます。
デポルムには五穀飯と9種類のナムル、殻付きの実などが
振る舞われます。五穀飯には粟、とうもろこし、小豆、大豆を
米と一緒に炊いたもので豊作を祈願して食べます。
またピーナッツなどの殻付の実は割って食べるときの音で
邪気を払うことができる、または皮膚病にかからないように
なると信じられているためだそうです。
その他にもお酒や焼き芋、餅なども振る舞われ冷えきった
体を温めてくれます。 また会場では韓国伝統スゴロク(ユッノリ)や
腕相撲大会、たこあげ、駒回しなど昔懐かしい遊びを体験することが
できます。
そしてデポルムのハイライトとなるのがタルチプテウギ、
所謂日本のどんど焼がです。山のように高く積み上げられた木に
願い事を書いた短冊を巻き付けて焼きます。
その煙とともに願い事が天に伝えられると言われています。
2009年01月26日
今日から新年♪

今日は陰暦の1月1日。
生活の中で陰暦を残している韓国では
今日が本当のお正月です。
土曜日から帰省ラッシュが始まりましたが、
今日は家族が集まってお正月を過ごすことでしょう。
韓国観光公社のサイトで韓国の
お辞儀の仕方が紹介されていました。
http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_5.jsp?gotoPage=1&cid=674831
おじいさん、おばあさんにお辞儀をして、
子どもたちは「セベットン(お年玉)」を
もらいます。
凧揚げやすごろくなどもあるし、本当に
日本と韓国は似ていると思います。