龍野発！まるこの韓国歴史ドラマ鑑賞日記

「風の国」のユリ王が住んでいるところは
国内城（クンネソン）です。

「太王四神記」にも、クンネソンが何度も出てきたので
長い間、高句麗の都がクンネソンだったことは
お分かりかと思います。

だけど、朱蒙が建国したのは卒本(チョルボン)でしたね。

つまりユリ王の時代になって高句麗の都は、
クンネソンに遷都したことになります。

「風の国」第３話で卒本（チョルボン）からムヒュルを助けに
駆けつけたのはヘミョン太子でしたし、ムヒュルが
高句麗の兵士になるため向かった先もチョルボンでした。

チョルボンもそういう形で使われてはいたようですね。

高句麗の都について調べていたら、高句麗の都が
2004年7月に世界文化遺産に登録されたことが分かりました。

場所は中国の吉林省です。

以下、高句麗の都に関する説明を引用します。

高句麗は紀元前37年に五女山城（卒本城）を都として建国し、
西暦3年丸都山城に遷都、その後平城の国内城に移り、
427年北朝鮮の平壌に再び遷都した。
668年に唐、新羅連合軍によって滅ぼされている。

登録された都城遺跡は、「五女山城」（遼寧省桓仁県）、
「丸都山城」、「国内城」（吉林省集安市）。

遺跡の多くは当時の文化や風俗を生き生きと伝える壁画古墳である。

これらの古墳壁画のなかには日本の明日香村の高松塚古墳壁画との
関連を指摘されるものもあり、古代日本に与えた影響も見逃せない。